2020年の東京大学研究室発足以来培ってきた画像解析技術と
人工知能技術を活用し、
創薬研究における課題解決を目指します。
パートナーとの共同・受託開発研究を進め、
革新的なソリューションを提供し、
新たな価値を創出します。
創薬プロセスにおけるAIの応用領域
AIを活用することにより、人の認識と同等の性能や定量評価及び、人力では困難な量の作業の実行による効果測定の精緻化を可能にします。
探索研究
ターゲット選定
候補化合物の少なさ
非臨床試験
再現性、安全性
試験コストの増加
臨床試験
成功確率の低下
期間、コストの増加
製造
再生医療等の品質
細胞製剤等の品質
市販後調査
副作用
薬価減少
選ばれる理由
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ライフサイエンスを専門とした
エンジニア集団ライフサイエンスを専門としたエンジニアが、
研究開発の場で直面する課題を分解、再構築し、
スムーズなAI導入を支援します。 -
豊富な臨床データ収集の
コネクション100施設以上の医療機関とのコネクションを活用し、AI開発において最も重要な臨床データの取得を推進します。
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スピーディな医療機器の
承認/認証取得体制QMSに則った開発体制とAI医療機器での実績豊富な薬事メンバーを有し、臨床開発から薬事戦略までサポートします。
100件以上の共同・受託研究実績
国内外のアカデミア・研究機関を中心に、製薬企業と共同・受託研究を進めています。
豊富な経験と実績を持つ専門家集団がAI実装をご支援します。
主な取り組み
フェノタイプスクリーニング
課題
細胞形態をもとに化合物の影響を評価
解決策
細胞を個別に認識し形態の定量化
パートナー
第一三共
小核試験の自動化
課題
薬剤による遺伝毒性(小核の発生)の目視による確認を自動化する
解決策
塗抹標本中の細胞および小核を自動で認識する
パートナー
武田薬品工業
研究実績
2018年度 哺乳動物試験学会 口頭発表
LINCの取り組み
課題
創薬候補化合物の臓器への影響についての安全性評価。臓器種、薬物濃度、投薬期間などの多量の条件での目視判定の作業負荷の高さ
解決策
臓器の細胞/組織の配列や構造認識し、正常との比較による異常判定
パートナー
第一三共、大塚製薬 等
研究実績
CBI学会2018年大会 口頭発表 等
メンバー
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朽名 夏麿
東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士課程修了。博士(生命科学)。その後、同研究科 特任准教授等として十数年大学での研究に従事。のちに現職。平成13年度未踏ソフトウェア創造事業(IPA)に課題「物理化学を駆使した半経験的汎用細胞シミュレーション環境の開発」で採択。平成14年から平成25年まで世界コンピュータ将棋選手権にチーム「大槻将棋」として連続出場(最高第2位)。平成19年 日本植物学会 若手奨励賞。平成20年 第8回バイオビジネスコンペJAPAN 審査員特別賞。
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河合 宏紀
東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士課程修了。博士(生命科学)。研究テーマは神経幹細胞の未分化性維持機構の解明。大学ではMITで行われる合成生物学の大会iGEMに出場(銅賞)。日本学術振興会特別研究員 (DC1) 、東京大学薬学系研究科特任研究員として、神経幹細胞の研究に従事。のちに現職。東京大学客員研究員。
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菅原 晧
東京大学大学院博士(薬学)。薬剤師。一分子蛍光顕微鏡法を用いた細胞内mRNAのナノスケール局在・運動解析に従事。東京大学ライフイノベーション・リーディング大学院および東京大学医療イノベーションイニシアティブ修了。東京大学特任研究員。
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中澤 慎二
東京大学大学院工学系研究科 修士課程修了(航空宇宙工学)。地球観測衛星の画像処理を専門分野とし、国際学会での査読付き発表経験を持つ。株式会社ニコンでは、機械学習と分光技術を組み合わせた食品検査装置など、産業分野向けの特注製品開発に従事。
医療・製薬・農業・化学・食品など、あらゆるライフサイエンス分野の画像解析・人工知能技術を応用することで、最適なソリューションを提供いたします。